MR.GENTLEMAN (ミスタージェントルマン) /デザイナー オオスミタケシ、吉井雄一
2012春夏シーズンからスタートしたブランド、MR.GENTLEMAN (ミスタージェントルマン)。
フェノメノン(PHENOMENON)のデザイナー、オオスミタケシ氏とザ・コンテンポラリーフィックス(THE CONTEMPORARY FIX)のオーナー、吉井雄一氏がタッグを組んで生まれました。
オオスミ氏はヒップホップユニットSHAKKAZOMBIEのメンバーとして活動した後、「フェンメノン(2004~)」や「スワッガー(1999~)」のデザイナーとして活躍されてきた多彩なデザイナーです(PHENOMENONは2016ssで退任)。
一方、吉井氏はCELUXやLOVELESSといったセレクトショップのディレクションを手掛けてきたヒットメーカーです。
このミスタージェントルマンは、そんな東京のストリートシーンを代表するデザイナーデュオによるブランドです。
オオスミ氏と吉井氏が日常で好むベーシックスタイルをブランドのコンセプトに据え、現代の東京らしいモダンなアイテムが展開されます。
ミスタージェントルマンのデザイン
そんなミスタージェントルマンですが、ブランドのデザインというと、このテクニカルな切り替えが特徴的です。
こちらのトップスなどはタートルネックのニットとシャツがミックスされた相当意外性のあるアイテムです。
ルックでは主役として着ていますが、チェスターコートなどのアウターを羽織るとVゾーンに変化がついてこれまた面白いです。
こちらはベーシックなボーダー切り替えカーディガン。
いろんなブランドでも展開される型ですが、ちょっとした裏地やら切り替えに対応して変えられたボタンの色やら、随所に拘りがあるため安っぽさがありません。
こういう正直なカジュアルさには少し惹かれます。
織りを変え色を変え、かなりテクニカルな切り替えニットも分かりやすいアイテムです。
アウターを脱いだ時に話のタネになる、遊び心が効いた一点突破のアイテムなのではないか、と思います。
お洒落が楽しくなる、モダンでベーシックなスタイルです。
今現在オオスミ氏が力を入れる唯一のブランドということもありますし、そう言った点でも注目する価値は大です。
是非実物を手に取ってみてください。
詳しいコレクションはこちら
http://www.fashion-press.net/collections/brand/2233