nonnative (ノンネイティブ) /デザイナー 藤井隆之
元モデルという経歴を持つサーフェン智(さとし)氏が1999年に設立したブランド、nonnative (ノンネイティブ)。
現在サーフェン氏は同ブランドを率いるTNPという会社の代表を務めており、2001年からデザイナーに就任した藤井隆之氏がブランドの運営等を含めたディレクションをしています。
nonnative (ノンネイティブ)は、洋服を「人生を投影するための道具」と考えます。
そして普遍的なアーカイヴ(道具)の中から、用途に合った生地・丈夫な縫製・実用的な ディテールといった「機能」を抽出し、時流にあったシルエットに再編集します。
ブランド名の「nonnative」には「属さない、固有されない」と言う意味があります。
そういった所で、ブランドを主張するロゴなどの装飾は一切なく、着る人を拘束しない服作りがされています。
主張こそなくても、着心地やシルエットの良さ、そして独特の風合いは、ブランドを象徴する無色の特徴として光ります。
nonnativeの美しいパンツ
そんなnonnativeを代表するアイテムは、やはりこのパンツ(ボトムス)になります。
シンプルな見た目ながら計算された美しいシルエットは、すっきりしたルックスと履き心地の良さを両立させます。
幾つか型がありますので、細身の物から順に有名な定番モノを紹介していきます。
DWELLER TIGHT FIT JEANS
こちらはnonnativeで展開されるパンツの中で最もタイトな一本です。
細身ながらストレッチが効いておりストレスもなく、シューズとの間に余分なクッションができない絶妙な丈感も特徴的です。
DWELLER 5P JEANS
こちらも相変わらずすっきりしたシルエットですが、先程のTIGHT FITより少し幅が持たされた設計になっています。
若干深めに設定された股上と、太ももから裾にかけてのテーパードが特徴的な一本です。
ウォッシュ具合はかなり洗いのかかったものだけでなく、リジッドのものもあります。
一般的な定番デニムの特徴を踏襲しながら、斜めに配されたコインポケットでちょっとした変化がつけられています。
DWELLER EASY RIB PANTS
こちらはシルエットや細さで上のモデルとかなり似通っていますが、裾先がゴムリブとなったイージー仕様の一本です。
これまた丈感に妙があり、画像のように面白いくるぶし際の埋め方ができます。
裾リブのようなスポーティーなディテールを持ちながら、シルエットの綺麗なモデルをお探しの方は是非。
POSTMAN PANTS
腰回りや股上などに余裕があるゆったりしたモデルです。
ただテーパードによって履き心地の楽さからは意外なほど、裾口はすっきり細めとなっています。
ワンタックが理由か抜け感があって素敵な一本となっていますので、上のような同素材のトップスと合わせても柔らかい空気感でまとまります。
EXPLORER EASY RIB PANTS
DWELLERのシリーズよりかなりゆったりしたシルエットが特徴的なイージーパンツです。
DWELLERは「住民」を意味しますが、こちらのEXPLORERは「探検家」を意味するということで、変化するあらゆる環境に対応出来るストレスフリーなモデルとなっています。
TROOPER PANTS
こちらはカーゴポケットが配されたアーミーパンツです。
もともとゆったりとしたシルエットが特徴的でしたが、タイトなモデルもあります。
シンプルなパンツが多い中、ポケットという形で少し目に付くディテールが与えられた変化球ではありますが、
細身のものも太めのものの非常にカッコいいアイテムとなっています。
参照 tinyworld.jp
色々な型について紹介してきましたが、それぞれについてまた多くの素材感で展開がありますので、是非お気に入りの一本を探してください。
ここでは取り立ててパンツについて紹介してきましたが、他のアイテムもまだまだ素敵なものがたくさんあります。
是非また調べてみてください。
詳しいコレクションはこちら
http://www.fashion-press.net/collections/brand/1215
