Iroquois (イロコイ)|民族的なルックから漂う独特のセンス

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イロコイ

Iroquois (イロコイ) /デザイナー 吉田誠

2003年にデザイナーの吉田誠氏が設立したブランド、Iroquois(イロコイ)。

ブランド名の「イロコイ(Iroquois)」は、アメリカ原住民の6つの部族からなる連邦の名前に由来します。

今でも尚、自治領として存在するその前衛的な考え方やヴィジョンを服に反映させたいという思いから付けられました。

イロコイ ルックブック

ブランドコンセプトは「イレギュラーな男の色気を提案」。

ドレススタイル・ユーズドクロージング ・ミリタリーといったジャンルから抽出された要素が、今のシーンに上手く融合させられ、新しいスタイルを創り出します。

民族衣装のようなルック

イロコイ ルック

そんなイロコイでは、デザインや素材提案、ハンドワークを取り入れたものなど、いろいろな視点から服創りを捉え、服にこだわり、また服にとらわれない提案がされます。

なかなか簡単には出会えない、民族的な装いがモダンな形で落とし込まれ、エスニック柄のアイテムを筆頭に、非常に独特の雰囲気があるブランドです。

ジャガード織り

イロコイ ジャガードデニム

一括りに柄と言っても、様々な柄があるわけですが、やはり特筆すべきはこちらのジャガード織り*です。

特にデニムにその柄が載せられたものは、ブランド定番の大人気アイテムです。

最近では印刷技術も発展し、これでもかというぐらい複雑なデザインにも対応しています。

ジャガードデニム

ジャガードとは本来は、J・Fジャガード氏(フランス1752~1834)の考案した紋織り機で織られた紋織物。サテン地に織で花模様などを浮き上がらせた重厚感あふれる生地。ジャガードは糸と糸とが交錯して見える柄で、点や線や柄などの混ざった複雑な模様が、全て刺繍(ししゅう)のように織り込まれている。

引用:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14102630724

zozo イロコイ

こちらのペインターパンツのようなワイドシルエットのものが定番ではあるのですが、たまに先ほどのような細身のスキニーも展開されます。

いずれにせよこのジャガードデニムは、非常にイロコイらしさの滲み出た分かりやすいアイテムですし、

シンプルなトップスに合わせても華がある便利なパンツなのでオススメです。

コラボアクセサリー

イロコイ アクセサリー

かなりエスニックなテイストが効いたブランドですので、服だけでなくアクセサリーもスタイリングにとって重要なアイテムとなっています。

こちらは自社開発という訳ではなく、アクセサリー作りに定評があるドメスティックブランド、Garden of eden (ガーデンオブエデン)やidealism sound (イディアリズムサウンド)とのコラボで展開されます。

garden of eden

2003年に始動したドメスティックアクセサリーブランド、「Garden of Eden(ガーデン オブ エデン)」。
「古きを温しねて新しきを知る」の言葉を念願に置き、繊細でフルハンドメイドの作品を生み出す。
変化を恐れず、さまざまな角度から、Fashionに於ける本当のAccessoryの重要性を提示しており、独自の装飾、新しい形状に落とし込む事で、独創性溢れる作品を展開。
また近年ではアパレルブランド、ミュージシャンとのコラボレーションや、GRAPHICDESIGN空間演出等、Accessory&Jewelry以外の製作にも活動の幅を広げている。

引用:http://www.charcoalgreen.com/shopbrand/ct375/

idealism sound

「comfortable accessories」 「心地良い」=主張しすぎない奥ゆかしさと無駄のない美しさで人や洋服に馴染み溶け込む

職人気質が息づく温かさを感じる Creation
使い込まれる程、その魅力が何倍にもなりうる Material
それらを表現する丁寧で繊細な Design

これらをアクセサリー作りの理想とし、Material・Design・Creationなどあらゆる角度から理想の形を追求し、アクセサリー、ジュエリーに反映させ響かせたい。

引用:http://www.extreme-silver.com/cathand/list-13400-0-0-0.html

イロコイ コラボ

ネックレスやリング、バングルなど、もちろん無くても構わないと言えばそうなのですが、「少しのことで物足りない」という時は、こういったインディアンジュエリーで要所要所にアクセントを加えるのも素敵かと思います。

エスニックな着こなしを楽しみたい人にだけで無く、カジュアルに夏場のワンポイントとして採用したい方にもオススメです。

Episode no.,(エピソードナンバー.,)

episode エピソードナンバー

また一応説明をしておかなければいけないのがこちらのライン、Episode no.,(エピソードナンバー.,)です。

公式サイトでもイロコイと並んで紹介されていますが、こちらはイロコイのデザイナー、吉田誠氏が手がけるニットブランドです。

ブランドコンセプトは以下。

10からのカウントダウンによって始まり、0にて完結する物語。語り継がれる逸話となるように。
逸話は聞く人によって日々変わり、自由な発想をプラスし、広がるように。
1つ1つの物語は人々の中で大切にされ、より特別な想いを抱き、四季を感じ、高揚させるように。
Iroquoisのアイデンティティーともいえるニットをメインアイテムとし、これまで培った知識・技術を終結し、
直接的なデザインや、一緒に時を刻めるようなニットを毎シーズン(全11話)発表していきます。

引用:http://iroquois.jp/en/concept.html

episode_2012aw_06

2010年にスタートし、ブランドの名前通り、2016年にエピソードナンバー0が発表されたので、今ではもう活動していないラインになります。

糸から作り込んだニットアイテムは拘りも強く、イロコイらしい雰囲気を存分に落とし込んだデザインで人気が高かったのですが残念ながら今はもう展開が止まっている状況です。

また古着屋やヤフオクなどで見かける機会があれば狙ってみてもいいかもしれません。

芸能人も愛用

君嶋麻耶 イロコイ

そんなイロコイですが、チョキチョキ全盛期のカリスマ読者モデル、現俳優の君嶋麻耶さんを筆頭に、多くの有名人の方々に愛用されているブランドです。(トップスはイロコイ、ボトムスはソロイスト)

キャラの強い柄アイテムが多いですが、上手く綺麗なアイテムとバランスを取って合わせてあげれば、ネオヒッピーのような絶妙なルックが可能で、

ありきたりなコーディネートからは一線を画した着こなしになります。

イロコイ ニット

もちろんルックを丸ごと買う訳にはいかないと思いますが、色合わせや柄、小物の使い方など、見るだけでも非常に勉強になります。

興味がございます方は是非また調べてみてください。

公式サイトはこちら

http://www.iroquois.jp

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