WIND AND SEA (ウィンダンシー)|“SEA”のロゴで話題のストリートブランド

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WIND AND SEA (ウィンダンシー)/デザイナー 熊谷 隆志

2018SSからデザイナーの熊谷隆志氏がスタートしたブランド、WIND AND SEA (ウィンダンシー)。

熊谷氏は渡仏しパリのESMODを卒業した後、94年からパリでスタイリストとしてのキャリアをスタートし、98年からはフォトグラファーとしての活動もスタート。ショップのディレクターなども務め、その他にも様々な顔を持つ、業界屈指の存在です。

ブランドで言うと、このWIND AND SEA以外にも、98年から「GDC」、2011AWから「NAISSANCE(ネサーンス)」をスタートさせた人物であり、

ショップでは、Biotop (ビオトープ) や WILD LIFE TAILOR (ワイルド・ライフ・テーラー) などが彼のディレクションした一例で、おそらく服好きであれば間接的にでもどこかで熊谷氏の携わったものに触れているのではないでしょうか。

ブランドの由来

そんな過去に様々なブランドに触れてきた彼が、「もう一度真剣にTシャツを作ろう」という動機のもと、「20代30代に戻ったつもりでフラットに作った」というブランドがこの「WIND AND SEA」です。

元々世田谷の駒沢公園通り沿いに熊谷氏が好きな物だけを集め、「NAISSANCE」を中心とした洋服、雑貨、ヴィンテージアイテム、旅先で出会った雑貨などを並べた「WIND AND SEA」というパーソナルショップがあったのですが、そのショップ名がそのままブランド名になった形になります。

※ちなみにこの名前はカリフォルニア州サンディエゴ市のラ・ホーヤにある 「ジョエル・チューダー」のローカルビーチ、「WIND AND SEA」に由来するそうです。

Supremeへのリスペクト

「SEA (海)」、「WIND (風)」というセンセーショナルなワードをANDで繋いだブランド名のグラフィックは、時にセパレートされ、時に繋がれ、とても遊び心溢れる形で配されます。

ブランド名だけでなく、配色やタイダイ柄と言った絵柄使いにも、自身もサーフィンが趣味と言う熊谷氏の独特の海の雰囲気が散りばめられており、秋冬も勿論かっこいいですが、暑くて着る服の限られる夏場にはかなり使い勝手の良い存在です。

また熊谷氏は初めてラファイエットストリートにあるショップを訪ね、あまりの格好良さに衝撃を受けて以来、ずっとSupremeを愛用されているというSupreme freakであり、そのSupremeへのリスペクトがWIND AND SEAにも感じられます。

ストリート感のあるゆったりとしたサイズ感や巧みなロゴ使い、そして他ブランドとのコラボレーションの絶妙なセンスの良さなどは、国内ブランドながらSupremeに近しいものを感じさせます。

数々の芸能人が着用

自身がスタイリストということもあり、木村拓哉、三浦翔平、浅野忠信、堀江 亨、池田エライザ、新木優子、堀田茜、谷まりあ、と言った数々の著名人に愛用されており、時々彼らのインスタグラムにも「SEA」のロゴが顔を覗かせます。(敬称略)

取り分けやはり「キムタク効果」は凄まじく、木村拓哉 着用のアイテムとして注目を集めるようになった部分もあるかもしれません。

とは言え、芸能人の着用でなくても、一度見てしまうと非常にキャッチーなブランドに相違ないので、街中なのか友人のインスタなのかどこかしらで見かけてディグっていた、となってしまうブランドかとは思います。

数々のコラボレーション

× FCRB

× HYSTERIC GLAMOUR

× NEIGHBORHOOD

× #FR2

× CASETiFY

前述のようにコラボレーションも非常に魅力的です。老舗のプロダクトブランドや裏原の定番ブランド、逆に新進気鋭のCASETiFYなど、様々ですが、どれも唸らされるラインナップです。

意外とコラボ先のインラインとそれほど変わらないぐらいの単価で買えることが多く、キャッチーな小物などはTシャツと同じぐらいエントリーアイテムとして理想的かもしれません。

個人的にもCASETIFYとのコラボはとてもオススメで、自分もiPhoneケースを愛用しています。

WIND AND SEAの購入方法

そんなWIND AND SEAですが、デリバリーはほぼ毎週、決まって土曜日の正午に販売が開始されます。

購入手段はほとんど下記の2択。

・公式オンラインショップ(https://windandsea.jp/)

・直営店(中目黒) での購入 [追記:大阪店がオープンしました]

WIND AND SEA 中目黒

東京都目黒区大橋1-6-4
1-6-4, Ohashi, Meguro-ku,Tokyo
Tel : 03-5708-5757
Open : 12:00pm – 20:00pm
Close : Wednesday, Thursday

引用:https://windandsea.jp/pages/nakameguro-shop

WIND AND SEA OSAKA
大阪府大阪市西区南堀江1-21-9 南堀江ビル1F
TEL: 06-6695-7529
Open : 12:00pm – 20:00pm
Close : Wednesday, Thursday

勿論アイテムによって多少の差はありますが、基本的にオンラインショップはオープンと同時に即完売になります。

ただではオンラインが完売だから実店舗も売り切れているかと言うと、意外と中目黒ではまだ残っていると言う場合も多いです。

自分が買いに行く時は、大体11時前ぐらいに着くように行っていますが、その時間でも既に2,30人ぐらいの列はできていることが多いです。

そして大体小一時間ぐらい入店待ちをして、ラインナップを確認するような流れになり、目玉アイテムのサイズ欠けが始まっていたりはしますが、完全にほとんどの型が在庫切れになっているというようなことはありません。ただ一番分かりやすい「SEA」のロゴを使ったシンプルなTシャツやパーカー、スウェット類は流石に出が早いので要注意になります。ニュアンス的にこの辺りの在庫感もSupremeとかなりイメージが近いのかな?と思います。

なので取り分け当日などは、オンラインでは完売となっていても実店舗には残っている場合がありますので、気になる方は一度狙っているアイテムが入荷するタイミングで、実店舗を訪れてみるのが良いのではないかと思います。

自分は大体朝から並んで服を買った後は「鶏舎/チイシャ」でご飯を食べて、という流れです。人気店なので朝も昼も並んでばかりの1日になりますが、割と気に入っています。

また「ほぼ二択」というのは、極少数のセレクトショップで取り扱われているらしいのですが型には限りがあり、それ以外には稀にBIOTOPなどセレクトショップでポップアップが実施される程度なので、基本的にあまり考えない方が良いかと思います。

こうして紹介して参りましたブランド、WIND AND SEA。

最速のリリース情報は公式のインスタグラムをご覧いただくのがベストになりますので、興味があれば是非調べてみてください。

公式インスタグラム

https://www.instagram.com/windandsea_wear/?hl=ja

参照:

https://www.honeyee.com/

https://fashionpost.jp/portraits/14547

https://hypebeast.com/jp

好きすぎてもはやコレクターの域に。熊谷隆志のシュプリーム愛について話そう

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