SUNSEA (サンシー)|モダンで洒落た個性ある服

スポンサーリンク
SUNSEA サンシー ルックブック

SUNSEA (サンシー) /デザイナー 米山忠義、米山周子

SUNSEA(サンシー)は米山忠義・米山周子夫妻が、2008年に設立した日本のドメスティックブランド。

緩い雰囲気がありながらどことなくモダンで洒落た服を作っています。

look17_sunsea_2011aw-thumb-autox483-67464

ブランドテーマは「NEW ViSION」で、毎シーズン、裏切らずテーマ通りの新しい斬新なスタイルを発信してくれます。

カート販売という形での通販がされていなかったり、コレクションの発表がかなり深かったり(AWのコレクションがHPで発表されるのが大体9月末で立ち上げが10月頃でしょうか?)、そもそも取り扱いのある店舗も多くないこともあり、通常のスケジュール感ではあまり巡り合わないブランドかもしれません。

ただ、ドメブラが好きな方でこの存在を知らない方はおそらくいないのではないでしょうか。

必ず雑誌の誌面でも顔を覗かせ、独特な雰囲気を漂わせてくれます。

サンシー 切り替えニット

それが柄に寄るものなのかシルエットによるものなのかは分かりませんが、「誰とも被らない服」を求める方にはぴったりなブランドではないでしょうか?

流行のステレオタイプ的なものが分かりやすければ分かりやすい時世の時ほど、絶妙な距離感で良い空気感を作ってくれます。

スタンド使いの性ではなく、このサイトで紹介しているブランドにはいくつかそういうブランドがありますが、SUNSEAの服を着てる人同士は、互いに引かれ合う。

それぐらい強いインパクトと個性を持っています。

SUNSEAの定番アイテム

セットアップ

ここからはそんなサンシーの定番アイテムを紹介していきますが、やはり個人的にイチオシなのはセットアップです。

シルエットもかっちりと肩肘張った芯の強いセットアップも勿論ございますが、今の気分ですとこちらという方が多いような気がします。

そういったこともあってか安価なブランドでもこの焼き回しをしたようなセットアップが増えている気がしますが、模倣品と本物はモノが違います。

というよりこれを真似てしまうとそれは明確に一線を超えるからできないような、そんなデザイン上の余白が凄いです。

個人的にも好きなのはやはりこのボタン。

貝でもなければメタルでもない、プラスチックのボタンを裏から緩く縫ったこのボタン。

逆にこの前時代感のあるステッチがとても可愛らしいです。

そしてこれはSUNSEAと特定しやすいディテールですが、様々な形でこのウエスト上辺りに配される第二のボタン。

元々は比較的緩めのシルエットですが、こちらのボタンを使うことによってウエストを絞った着方を楽しむことができます。

SNM(スーパーナイスマテリアル)

そしてこのセットアップとあわせて説明しておくなら、SUNSEAの素材「SNM」。

こちらはSuper Nice Material(スーパーナイスマテリアル)の略で、元々ナイスマテリアルから始まりシーズンを重ねる毎にマイナーチェンジを重ね、今はもうSNMとなりました。

その中でも更にSNM-Blueやら2やら色々と細かい派生が出ているようなのですが、もうこの細かい違いはブランドから正確な説明をされたスタッフさんのみぞ知るかと思いますので、お聞きいただくのが良いかと思います。

ただ一つおそらく全てのSNMパンツに共通で言えるのが、外側のステッチの有無。

多くのパンツはパーツの兼ね合いで内側と外側の両方にステッチがあるものですが、SNMパンツは外側にステッチがありません。

イメージ的にはHanesのBeefy-Tのような、丸胴のTシャツとニュアンスが近いでしょうか。

肌に触れる布の接合部が少ないためストレスなく着ることができます。

素材自体はその名の通り素晴らしいので、非常に履き心地の良い一本です。

SUNSEA サンシー セットアップ

フルレングスのジャケット・パンツというTHE セットアップ以外にも半袖・半パンのものなどもあり、シャツ生地やリネン、シアサッカーなど、毎シーズン様々に素材を変えて展開されます。

無地も柄物もあり、どこかの角度で何か気に入るものがあるかと思います。

松田龍平 SUNSEA

こちらは松田龍平さんが着用されている画像ですが、とても購買意欲を燻られる一枚かと思います。

セットアップということで勿論上下共に着ても恰好良いですし、別々に他のアイテムと合わせても◎です。

これまでの手持ちの服と合わせてみてもかなり着こなしの幅を広げてくれるはずです。

プルオーバーシャツ

プルオーバーシャツ

これに関しては往々にして先ほど紹介したセットアップの片割れとして展開されるアイテムですので、厳密に言いますとセットアップの中に包含されるアイテムなのですが、

このトップスだけとっても高く評価される定番アイテムです。

プルオーバーシャツ

布巾、シアサッカー、デニムにウール、、

そして時にはメルトン素材など、様々に展開されます。

着脱に利用するジップがアクセントとして効いているのですが、その配され方もそれぞれで、上のような脇下のジップの物であればレイヤードでも面白い表情を見せてくれます。

フィッシャーマンニット

フィッシャーマンニット

こちらは少し短めの着丈と長めの袖、そして綺麗なアラン模様が特徴的なフィッシャーマンニットです。

アラン模様とはニットの模様の1つ。アイルランドのアラン諸島を発祥としている。フィッシャーマンズセーターの編み方で、漁に使うロープや命綱をイメージした縄状の編み方が特徴。

引用:http://www.fashion-press.net/words/518

アイテムの名前通り、漁師に必要な、(防水)や防寒性が考慮されています。

着丈が短いのは少し防寒的には良くないのかもしれませんが、その分ゆとりを持たせた身幅が保温性を高めることができ、長めの袖も冷えがちな末端を温めてくれるため、気が利いた一着となっています。

フィッシャーマンニット

この袖に付いたタグも可愛らしいです。

自分は「表面化する所にタグが付いたアイテムはブランドの名作であることが多い」という勝手なジンクスを持っていますが、

これはそれを裏切らないブランドの代名詞とも言えるアイテム気がします。

フリーマーケットパンツ

フリーマーケットパンツ

これはサンシーの定番ボトムスとなっている、FLEA MARKET PANTS(フリーマーケットパンツ)です。

名前の通り、デザイナーが気軽にフリマを楽しむために作ったアイテムだそうです。

フリーマーケットパンツ

動きやすいTシャツ素材、小銭入れ用のファスナー付きポケット、立体二重ひざ、着脱が楽な足首のファスナー、丈夫なお尻部分。

「フリマ」というイベントにおける効用を最大化するために生まれた機能服なのですが、

どうもそうして集まったディテールが絶妙にモードで、スウェットなどとは一線を画す近未来的な一本になっています。

購入方法・取扱店舗

こうして定番アイテムを紹介してきましたが、その他にも本当に欲しくなってしまうアイテムばかりです。

既に松田龍平さんは紹介しましたが、ピース又吉さん、他にも坂口健太郎さんや池松壮亮さんなど、センス溢れる俳優陣から愛用されており、それきっかけで注目した方もいらっしゃるのではないかと思いますが、ロット数も多くありませんので、本当にすぐ完売してしまいます。

どうやって購入するかですが、オススメはHPでコレクションが更新された頃から、

吾亦紅(東京)

https://www.instagram.com/ware_mo_kou/

margin(東京)

https://margin.ocnk.net/

UNEVEN(名古屋)

https://www.instagram.com/uneven_general_store/

GARDEN(大阪・名古屋)

https://www.instagram.com/uneven_general_store/

辺りのお店のインスタをチェックしたりお問い合わせいただいたりするのが良さそうかと思います。

他にも実は全国にたくさんのお店がありますが、あまり広めすぎて自分が買えなくなっても辛いので、興味をもたれた方はぜひご自身でディグっていただければと思います。

吾亦紅さんのブログ(https://blog.us-onlinestore.com/brand/garden/shop/garden-waremokou)なんかはこれまでのアイテムのイメージも分かったりして、問い合わせるほどではないけれどアイテム自体気になるという方にはすごく楽しいのではないかなと思います。

こうして紹介してきたSUNSEAですが、実はルックではレディスのモデルさんも着用されていて、女性の方にも着てもらえるブランドです。

SUNSEA ルック

ありきたりな服に飽きてきた人にとっては本当にかゆい所に手が届くブランドではないかと思いますので、

是非一度実物を探してみてください。

公式サイトはこちら

http://sunsea34.com/collection/

スポンサーリンク