HUMAN MADE |NIGO®が手掛けるヴィンテージ感薫るアメカジブランド

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HUMAN MADE (ヒューマンメイド) /デザイナー NIGO®

A BATHING APEの創業者であるNIGO氏が、2010年秋冬からスタートしたブランド、HUMAN MADE (ヒューマンメイド) 。

ヴィンテージアイテムの愛好家であるNIGO氏が、「過去と未来の融合」をテーマに、その愛とこだわりを詰め込んだアイテムが魅力的なブランドです。

1993年からA BATHING APEのデザイナーとしてストリートに名を轟かせていたNIGO氏ですが、ブランドの人気が高まるにつれてファンが期待する像というものがクッキリしてくるのはよくある話。

取り分けキャッチーなアイコンを駆使したラインナップで熱烈な支持を得ていたAPEは、“That’s APE”なるデザインへの期待に縛られる部分が生まれ始め、徐々にそれが「今作りたい物」と乖離していきます。

そこでAPEとは別に、APEのデザインから自らの関心へ2歩、3歩と更に踏み込んだ物づくりをしたいとスタートしたのがこの「HUMAN MADE」になります。

元々はBEAMS限定での取り扱いでスタートしましたが、今は旗艦店も増え全国的に展開されており、2011年のAPE買収、2013年のNIGO氏APE退任以降、様々なコラボレーションはありますが、現在NIGO氏のダイレクトなクリエーションが味わえる実質唯一のメインレーベルとなっています。

HUMAN MADEのものづくりと定番Tシャツ

HUMAN MADEはNIGO氏が所有する莫大なヴィンテージアーカイブからインスパイアを受け、それをモダンに表現したコレクションが特徴的です。

「GEARS FOR FUTURISTIC TEENAGERS」というブランドの標語がありますが、過去のものをそのままレプリカとして出すのではありません。

ベースはヴィンテージなアイテムに置きながら、今の時代に合わせてパターンを引き直し、ボディの上にAPE時代からの旧友であるSK8THING氏(C.E.)のグラフィックを乗せたり、グラフィックをワッペンにしてから乗せたり、そういったちょっとした工夫で過去と見たいを融合したモダンなストリートウェアが出来上がります。

モダン部分は上記のようなアイデアでNIGO氏らしさを出しながら、クラフトマンシップに満ちたヴィンテージ・リプロダクトに定評のある〈*WARE HOUSE ウェアハウス〉の技術協力で、「らしい匂い」が漂う本物を作り出します。

*WARE HOUSE (ウェアハウス)

エヴィスにスタッフとして在籍していた塩谷健一・康ニ兄弟によって1991年に創業されたブランド。一貫して「ヴィンテージの忠実なる復刻」をテーマに追い続ける。生産された時代背景を考察し、生地から縫製まで糸1本からこだわり、パーツも1から作り上げるという徹底した姿勢は国内外の有名セレクトショップから絶賛されている。

参考:https://www.2ndstreet.jp/knowbrand/feature/japandenim/

Tシャツ

STRMCWBY

おそらく一番そのエッセンスが分かりやすい定番アイテムがムラスラブ糸を使用した丸胴ボディのTシャツです。

ヴィンテージ感のある凸凹の生地であったり、Tシャツの寿命を示す首回りが強く補強されたディテールであったり、本当にこれから10年ずっと着続けられるのではないかという心強さを感じられるアイテムです。

サイズはS,M,L,XL,2XLと幅広く、少しゆったりした着方がしたい方はワンサイズ上げが良いかもしれません。

シンプルなハートロゴ、ホッキョクグマやアヒルといった動物など色々なグラフィック、ワンポイント刺繍など様々な種類がありますが、個人的にはSTRMCWBYのブランドロゴを乗せたものが独特の異国感を持ち合わせていてとてもオススメです。

ハートマークも定番ですが、オーソドックスなSTRMCWBYは一番人気で各シーズン1回程度のリリースのため、売切即完売のアイテムです。

価格は大体どれも¥7,800(+tax)と普通のTシャツと比べると少し高額ですが、着心地も良くハリ感もあって洗濯後の洗いざらしでもだらしないシワになりません。長く着られますのでエントリーアイテムとしてベストかと思います。

他のアイテムも勿論良いのですが、Tシャツやスウェットといった定番のアイテム以外のアウターや珍しい型のシャツなど、細かいアイテムはディテールが非常に細かい分中々値段が高めなので、世界観にハマればそこもチェックしてみると良いかと思います。

HUMAN MADE × Girls Don’t Cry

そんなHUMAN MADEですが、コラボも実施されます。

中でも異次元の人気を誇るのはGirls Don’t Cry(ガールズドントクライ)とのコラボ。

おそらく今ストリートシーンで最も熱い存在といっても過言でないグラフィックデザイナー VERDY氏の手掛けるGDCのアイテムは、中々簡単に手に入れることができませんが、HUMAN MADEとのコラボは不定期ながら大体年2回ほど実施されます。

入店順の先行抽選で勝機を狙いつつ、オンラインでも勝負するという感じになりますが、定番のアイテムに両ブランドのロゴやアイコンが乗り、とてもカッコいいので、インスタなどをフォローしておき、欠かさず情報をチェックするのをオススメします。

こうして紹介してきましたブランド、HUMAN MADE。また是非実物を手に取ってみてください。

公式サイトはこちら

参照:https://mastered.jp/feature/2012ss-humanmade/

https://www.2ndstreet.jp/knowbrand/feature/bape-01/

https://www.2ndstreet.jp/knowbrand/feature/bape-02/

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