OAMC (オーエーエムシー)
ストリートの雄と言える存在「Supreme(シュプリーム)」の元ヘッドデザイナー、Luke Meier(ルーク・メイヤー)氏が中心となり、
老舗ワークウェアブランドCarhartt(カーハート)の元デザイナー、Arnaud Faeh(アーノルド・フェー)氏、
LAにある有名セレクトショップ「UNION」のオーナー、Chris Gibbs(クリス・ギブス)氏がタッグを組んで生まれたブランド、OAMC (オーエーエムシー)。
デザイン性と機能性を正当な価値で提供するため、商品の大半はイタリア・フランス・ポルトガル・日本で生産されており、ブランド独自に生産された生地を使用しています。
2014AWのデビュー以来、デザインチームはパリ、プロダクションチームはミラノ、という形でブランドが運営されており、今ではUNIONを筆頭に感度の高いセレクトショップで取り扱われるようになっています。
テクニカルなOAMCのウェア
OAMCの特徴と言えばやはり、この機能性の高いストリートアイテム。
ポケットやボタンといった服の機能を司る箇所に、近未来的な雰囲気を感じさせる素材をミックスさせたアイテムは、非常にモダンな表情を見せます。
分かりやすいものを幾つか紹介していきます。
テープラインシャツ
おそらく数あるアイテムの中でも最もキャッチーなのが、この蛍光テープをアクセントとして効かせたシャツでしょう。
ベーシックなアイテムながら相反する素材感が加えられており、可愛らしく遊びの効いた一点となっています。
抜け目なくスナップボタンで仕上げられているモデルは、ブランドの近未来感をより一層助長してくれます。
マイナーチェンジこそありますが、シャツは定番で展開されるアイテムなので是非お気に入りのものをチェックしてください。
こちらは2016ssコレクションで登場した「ハンドウーブンシリーズ」。
マサイ族の伝統文化をOAMCの高い技術力で昇華し、デザインに落とし込んでいます。
一枚目のシャツはテープを利用したブランドのお家芸的アイテムですが、二枚目はコートですが、一定間隔で穴をあける「パーフォレーション」という加工が施されており、その高い技術が見て取れます。
プリントT
シャツ類でも基本的に4万円前後してくるなど、全体的にかなり値段が高めのブランドですので、手は出しにくいかと思いますが、
比較的値の張らないTシャツなどもカッコイイです。
白Tは数あれど、このクオリティでグラフィックを描き出し、それを重ねることができるブランドはそうないでしょう。
夏場の一点突破にはオススメです。
セットアップ
スポーツのエッセンスが汲まれたテーラードアイテムなどもかなり面白いです。
正装として着るには少々カジュアルかもしれませんが、この絶妙な抜け感は素敵です。
取り立てて紹介してきましたが、このテクニカルな素材感は実物を見て初めて良さが分かる部分も多いかと思います。
是非また調べてみてください。
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