Paul Smith (ポールスミス)
1970年、ポール・スミスがイギリスのノッティンガムに開いたショップを起源とするブランド、Paul Smith (ポールスミス)
元々はにマーガレット・ハウエルやケンゾーを扱うセレクトショップとしてスタートしましたが、徐々にオリジナルシャツなどの販売を始め、今に至ります。
英国生まれにふさわしい伝統的なスタイルを大事にしながら、機能性や実用性を重視した服作りがされます。
また「ひねりのきいたクラシック」というコンセプトに代表されるように、かなりポップで派手な色、柄使いもされ、随所に遊びが効いています。
好奇心旺盛なデザイナーであるポールは、アートや建築、写真といったものからインスピレーションを得て、それらをデザインに還元します。
今ではブランドの特徴ともなっているカラフルなデザインも、グアテマラの本に収録されていた布の写真から着想を受けて生まれた、と言われています。
ひょっとするとこの「マルチストライプ柄」のルーツも辿ればそこに当たるかもしれません。
「NEVER ASSUME」を座右の銘とし、既成概念に捉われてはいけないと仰るポール。
彼は、他人と同じことをせずに個性を磨き、至る所にアンテナを張ってアイデアを創出します。
そうして生まれたデザインはウィットやユーモアに溢れ、着る人を魅了します。
Paul Smithの小物
時計
そんなポールスミスですが、服もさることながらやはり人気が高いのが小物です。
とりわけ上品な中にポップな表情を見せる時計は大人気のアイテムです。
文字盤の作りによって多くの型に分けられますので、それらの名前を紹介をしておきます。
お気に入りが見つかれば、また是非探してみてください。
City、Final eyes、City mini
Little Circle、Little Brick、 Sunshine
Steering Solar Tech、Final Eyes Chronograph、Masterpiece
Five Eyes、Closed Eyes、Chiltern
Cambridge、Church、Cycle Chronograph
財布
財布も人気の高いアイテムです。
ステッチなどでそれとなく現れるマルチストライプはキャッチーながらいやらしさがありません。
個人的にはレディースの物ですが、留め具がハート型になったこちらがかなり好きです。
男女問わず人気の高いアイテムだけに、プレゼントなどでもかなり定番となっているようです。
またチャックしてみてください。
Paul Smithの各ライン
ここまで紹介してきたPaul Smithですが、メインのライン以外にもかなりたくさんのラインが存在しますので、そちらを一部紹介していきます。
Paul Smith COLLECTION
こちらは日本限定で展開されるプレステージラインです。
ハイクオリティ、ハンドメイドフィーリング、アーティスティックフィーリングの3つのコンセプトを体現するラグジュアリーなラインとなっています。
事業形態的にはメインラインと異なりますが、日本の高い生産技術が総動員された贅沢な一着に巡り会えます。
PS Paul Smith
カジュアルウェアを中心としたメンズウェアのラインです。
もちろん素材や質感といった所でメインラインと差はあるかと思いますが、その分かなり価格が抑えられていますので、お求めやすくなっています。
Paul by Paul Smith
カジュアルウェアを中心としたレディスウェアのラインです。
ユニセックスで展開されるブランドですので、位置付け的にはレディースにおけるPSに相当するかと思います。
Paul Smith JEANS
ジーンズを中心としたメンズのカジュアルウェアです。
序列的にはPSの次に当たるラインになっています。
ブランド名に「ジーンズ」というアイテム名が入っていますが、決してそれだけではなく、トータルで展開されます。
RED EAR
Paul Smith JEANSの中でも特に日本製の高品質なジーンズに拘ったラインです。
ポールスミスのブランドアイコンである「ウサギ」の耳から名前が取られています。
こちらは全くもってセカンドラインのような扱いではなく、品質の高い拘りのデニムが展開されます。
R.NEWBOLD
ポール・スミスが、服の一部を製作していた100年以上の歴史を誇るファクトリー「R.NEWBOLD」の廃業を惜しみ、そのファクトリーを買い取ったことに端を発するカジュアルウェアのブランドです。
こちらは若者層向けの流行を取り入れたデザインで、今では多くの百貨店などで取り扱われる丸井ブランド的なポジションとなっています。
(以上、wikipedia 参照)
非常に親日家としても知られるデザイナー、ポールスミス。
彼の生み出すアイテムは、正統派でありながら首尾良く効いた遊びで飽きのこない物になっています。
ちょっと良いブランドを身に付けたい、と思い始めた方にオススメです。
是非また探してみてください。
詳しいコレクションはこちら
http://www.fashion-press.net/collections/brand/201