ohta (オオタ) /デザイナー 太田雅貴
兵庫県出身のデザイナー、太田雅貴氏によって2007年に設立したブランド「オオタ」。
同年のイエール国際モードフェスティバルにファイナリストに選出されてランウェイショーを行い、ブランド名を「ohta (オオタ)」へ改名しました。
デザイナーの太田氏は高校在学中より独学で服作りを始め、1999年、20歳の時に名古屋にて「オオタ」の前身となるブランド「ソーク」をスタートします。
2005年に東京へと拠点を移し、海外のコレクションで評価を受け、そして今に至ります。
『コレクションは僕にとって、自分以外の世界との基点であり、意義ある日々への道標です。 ファッションを通して軌跡を残し、新たなる基点になれるよう清らかな暮らしに思いを巡らせ、心地よい衣服をつくり歩んでいきたいと思います。 』
というブランドコンセプトに沿うよう、素材作りやプリントのグラフィックデザイン、縫製などといった全ての工程に関わっていくブランドです。
幻想的なohta (オオタ)の服
そんなohtaの服は、着心地の良さもさることながら、この幻想的な色使いや柄使いが特徴的です。
まるで子供の頃に読んだ絵本から飛び出してきたような、ノスタルジックでファンタスティックな雰囲気が堪りません。
海外のメゾンブランドらしいモードさを感じさせるルックながら、鋭さがなく、優しい雰囲気が感じられます。
これがohtaの凄さでしょう。
今ではマルチカラー自体が珍しいものではありませんが、柔らかい雰囲気とモード感をこれほど見事に共存させる物は少ないです。
まさにユニセックスブランドと言える中性的な優しいデザインは、男女問わず軽やかで可愛らしさがあります。
コートのカラーブロック柄、Tシャツの鉛筆画や水彩画のプリントなど、色々な柄がありますが、そのどれもがohtaらしい独特の雰囲気を持ちます。
視覚的情報量が多く、幻想的で、まさに物語を着るような不思議な良さを持ったブランド、ohta (オオタ)。
既にドイツやフランスなどでコレクションを発表しており、日本のみならず世界中に着々とそのセンスを発信しています。
是非一度手に取ってみてもらいたいと思います。
公式サイトはこちら