Acne Studios (アクネ ストゥディオズ)
1996年、スウェーデンにて生まれたファッションハウス「Acne Studios(アクネ ストゥディオズ)」。
元々はライフスタイルブランドの支援事業を目的として企図されたクリエイティブ集団でしたが、後に自らのブランドを確立すべく生まれたのがAcne (アクネ)です。
(ファッションハウスは一流メゾンのようなものをイメージしてくださると良いかと思います。)
98年、ジョニー・ヨハンソンがクリエイティブディレクターとなりスタートした、アクネジーンズがブランドの正確な起源で、元々はデニムをメインアイテムに据えたブランドとして生まれました。
「世代を超えて愛されるリアルな服」を突き詰めた結果、デニムという普遍的なアイテムが選ばれたそうです。
今ではレディース、メンズだけでなく、子供服など、アパレル製品全般に関わる展開がされており、ライフスタイルを提案するファッションブランドとしての地位を確率しています。
Acneのデザイン
Acneの服は、非常にミニマルで上品な出で立ちが特徴的です。
カジュアルなアイテムにもラグジュアリーでクリーンなテイストが含まれ、北欧ブランドの中でも屈指の人気を誇ります。
リアルクローズとしての実用性が高く、かなりの服好きであっても抵抗なくワードローブに加えることができそうな良さもあります。
一般的にファッションブランドは、プレタポルテブランド、ストリートウェアブランドの二つに大きくカテゴライズされることが多いですが、
「このアクネは全くそのどちらも属さない」とヨハンソンは言います。
強いて定義するならば「モダンファッションブランド」で、消費者の興味や関心をそそる面白みを持ち、その服を着ることで自己表現を叶えるブランドを目指しているそうです。
誰でも気軽に受け入れることができ、クリエイトの仕方を自身で決めることができる排他的でないブランドです。
提案自体は幅広く、着る人の気分次第でどうとでも転ぶことができます。
モードなルックが顔を覗かせたかと思えば、線の太いカットオフのチノパンが目を引くストリート感溢れるルックなど、緩急が効いています。
Acneのデニム
そんなAcneですが、ブランドの起源でもあるデニムはとても人気のあるアイテムです。
美しいシルエットとは裏腹に、比較的薄い生地は滑らかで柔らかいため履き心地も良く、名作として高い評価を受けています。
股上やレッグの細さ、テーパードのかかり具合など、「Max」「Town」「Ash」「Ace」「Thin」「Roc」という6型にわたるシルエットが存在し、かなり多様な嗜好に応えることができます。
Levi’sやEDWINなどの老舗はやはり人気ですが、そういったビッグネームも含めたジーンズ界の勢力図を塗り替える勢いでユーザーを増やしています。
ラグジュアリーな雰囲気がありながらミニマルで実用的なブランド、Acne。
レディースもメンズもユニセックスで展開される素敵な服たちを是非一度手に取ってみてもらいたいです。
詳しいコレクションはこちら
http://www.fashion-press.net/collections/brand/536