Edwina Horl (エドウィナホール)
1996年、オーストラリアのザルツブルグ生まれのデザイナーEdwina Horlによって設立されたブランド、Edwina Horl(エドウィナホール)。
デザイナーは1991年から1993年までヨウジヤマモトのアシスタントを務めてきました。
2000年に東京に拠点を移したことで、日本でもその知名度を着々と高めてきているユニセックスブランドです。
ブランドコンセプトは以下。
『エドウィナの考えるファッションは「適用性」。そのイメージは、単なる服の形から生まれるものではなく、服を着た時につくられる立体感や着る人の体つきから現れるアイデンティティからなるコレクション制作にあたり、彼女とは異なる要素のものを独自に繋ぎ合わせる。あらゆる思考と多くの表現をもつ様々な素材が混ざりながらエドウィナの服は完成していく。』
引用:http://www.fashion-press.net/brands/816
ルックを見ていると、やはりアシスタントを務めてきたヨウジの影響を少なからず感じます。
スタイリッシュな細身のデザインとは真逆で、「纏う」ような空気感を漂わせるデザインが特徴的なブランドです。
エドウィナのビッグシルエット
ブランドコンセプトにもありますが、やはりエドウィナの魅力は着る人のアイデンティティを大事に拡張してくれるこのビッグシルエットにあるかと思います。
着る人のボディーラインの一切を覆い隠すようなビッグシルエットとは少し異なり、絶妙なドレープ感やたまり具合を生み出します。
ハーフコートなどは顕著です。
少し大きめのフード、少し長めの袖丈、そしてドロップショルダー。
ユニセックスブランドらしい中性的な作りから生まれる着用時の立体的なヴィジュアルは、とても可愛らしい雰囲気を作り出します。
シーズン毎に青やオレンジ、マスタードなどと言った発色の良いカラーで展開されるのも魅力で、ブランドを代表する人気アイテムになっています。
ユニセックスなのでルックのように女性にも相当オススメです。
中性的な男が着ると非常にクリーンで綺麗に映りますが、可愛らしい女性がそのまま着てあげても暴力的な良さがあります。
女性のルックでも着用していますが、このニット帽も非常にエドウィナらしい素敵な一着です。
素材感だけで普通のニットキャップとは一線を画す雰囲気が感じられるかと思いますが、折り返し具合で3wayになったり、遊びの幅も広いです。
素材にもよりますが、値段が1万5000円前後のため、エントリーアイテムとしてはベストかもしれません。
そんなEdwina Horl(エドウィナホール)、メンズもレディースも共に素敵なブランドとなっています。
是非一度探してみてください。
公式サイトはこちら
http://edwinahoerl.com/japan/index_j.php