Ralph Lauren |ポロシャツで有名なアメリカを代表するブランド

ラルフローレン

Ralph Lauren (ラルフローレン)

1968年、デザイナーのラルフ・ローレンが自身の名を冠して設立し、現在様々なラインを持つ、アメリカの代表的なブランド、Ralph Lauren (ラルフローレン)。

ポロシャツが有名ですが、それはブランドのほんの一部の顔であり、全体ではメンズ、レディースといった既成服に止まらず、レストランやリゾートホテルまで様々な活動をしています。

ブランドの歴史

デザイナーは1939年にアメリカのニューヨークで生まれで、ユダヤ人移民のペンキ職人である父親を持ちます。

小さなアパートに家族6人で暮らし、裕福な暮らしとは程遠い生活を送っていましたが、ウエイターとしてアルバイトを始めたことで金持ちたちの生活を目の当たりにし、それに憧れます。

ラルフローレン

高校の卒業文集における「将来の夢」を書く欄に、他の友人たちが薬剤師や医者などという具体的な職を挙げていた中、彼のみ「ミリオネア(大富豪)」という結論を記していたことは有名な逸話だと言います。

彼の提案にはそうした上流階級への強い憧れが反映されており、ラルフローレンの服は彼自身が抱いていた理想だとも言われます。

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Purple Label

そんな願望を叶え、今でこそ総資産額が約70億ドルとも言われる大富豪となっているラルフローレンですが、ビジネスのスタートは順風満帆ではありませんでした。

世界のデザイナーを見渡しますと、アルマーニや山本耀司氏のように時折学歴の高い方も見受けられますが、ラルフローレンはむしろその逆だったようで、

高校卒業後にニューヨーク市立大学の夜間部に入るもののバイト三昧で学問に身が入らず、2年次で落第します(その後は最終的に退学)。

denim-supply

Denim-Supply

それから友人のツテでブルックスブラザーズで短期間のバイトをしますが、徴兵され兵役につくことになります。

無事に帰還した後は手袋メーカーの配送やネクタイメーカーの営業を転々とし、遂にネクタイの企画を担当する機会を手にします。

POLO ネクタイ

そこで彼が提案したのは幅が4インチもある幅広のモデルで、最初は「よだれかけのようだ」と不評でした。

しかし売り込みを続けた結果、ブルックスブラザーズでの取り扱いが決まり、そこから爆発的なヒット作となります。

一様なサラリーマンルックから飛び出る真新しさを求めていた当時では、ネクタイが唯一、スーツスタイルにおいて自己を表現出来るツールでした。

そんな頃合いに提案された、贅沢な素材で鮮やかに彩られた4インチの幅広ネクタイは、一般的なモデルと比べて3倍以上の値が付いていても手に入れたくなるセンスがあったのでしょう。

POLO

そうして1967年、ノーマン・ヒルトンの財政的支援のもと、ネクタイ店を開業し自身のブランド「ポロ (Polo)」 を含むネクタイを販売し始めます。

これが後のビッグブランド、ラルフローレンの原型となります。

参照:wikipedia , fukudb

ラルフローレンのスタイル

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Rugby

ブランドのスタイルはまさに英国の伝統的なファッションと、それらを着崩したアイビールックの流れを汲んだ「アメリカントラディショナル」そのものです。

前述にもありますが、デザイナーが幼少期に憧れた、アメリカの豊かで理想的な上流階級のスタイルがブランドの特徴となっています。

Rugby

Rugby

またポロシャツ、ボタンダウンシャツやローファーなど、ラルフの名作と言われる品々は、既に型が存在したものであり、彼はそこに新しいイメージや世界観を乗せることで、風化しないようにブラッシュアップしてきました。

そういったところで彼自身は「デザインの天才ではなく、イメージを売る天才」とも言われており、デザイナーよりむしろプロデューサー(マーケッター)として評価を受けています。

denim-supply

Denim-Supply

”ラルフ・ローレン物語”によればラルフ・ローレンが商業的に成功をおさめようとも、80年代のファッション誌編集長や小売業者たちによる彼の評価は決して高いものではない。
”彼は頭の切れる編集者だ””彼はL・Lビーンと同じ””彼はイギリスのルックを借用してアメリカ市場向けに応用している””彼がしているのはデザインではなく、編集だ””彼はスタイリストで、デザイナーではない”つまり彼を表現するのに、”オリジナル””クリエティブ””ユニーク”といった言葉はめったに聞かれなかったようだ。これは、ジョルジオ・アルマーニとは対称的な評価である。

引用:http://blogs.yahoo.co.jp/flaneur321/705008.html

様々なラインの種類

polo

POLO

そんなラルフローレンですが、もう設立から50年近くが経とうとしているビッグブランドで、展開されているラインが非常に多岐にわたりますので、それらを幾つか紹介していきます。

POLO RALPH LAUREN

polo

こちらはおそらく最も有名なラインであり、ラルフローレンとはこれのことだと思われている方も多いであろうラインです。

ポニーのロゴマークがキャッチーで、非常に多くの人に愛されており、夏場なんかはこちらのポロシャツを着用している人に会わない日がないくらいです。

polo

ちなみにこのロゴマークはポロ競技を象徴しており、刺繍は900もの細かいステッチから構成されていると言われています。

またこの刺繍は均一ではなく、全体のバランスを考えて、大きさや配置にも工夫がなされており、細かい拘りが感じられます。

ポロシャツ 3

ちなみにポニーの刺繍と合わせて3などのナンバーパッチがあしらわれていることもありますが、そこでの「3」という数字はチームで最も優秀なポロプレーヤーであることを意味するのだとか。

本来4人競技であるため、1~4までの数字以外存在しないはずで、エースナンバーでもある3が最も多いのですが、たまに8などの数もあります。

それはアジア限定規格など、少し定番とは異なるモデルとなります。

Ralph Lauren Black Label

blacklabel

Black Label Denim

こちらは富裕層向けの高級ラインで、洗練された都会的なライフスタイルを送る男性へ向けて、洗練されたデザイン、モダンなフォルム、斬新なコーディネートを提案することをコンセプトにしたラインです。

元々これの上に後にも紹介するファーストライン、パープルレーベルを据えていましたが、その2ラインの類似性が顧客の混乱を招いているとされ、こちらは2015年に終了しました。

Ralph Lauren

ラルフローレン

こちらはポニーのロゴマークがない無印のラルフローレンです。

名前的にも基本的にはこちらがオーソドックスなメインラインとなっている訳ですが、ポロの知名度が高すぎることもあり、あまり認識されていない部分もあります。

位置付け的にはポロの上位に当たります。

RRL (ダブルアールエル)

RRL lookbook

POLO COUNTRYの後継ラインとして1993年に登場。誕生のきっかけは、ヴィンテージマニアとしても有名なラルフ・ローレンが、ヨーロッパでリーバイスのヴィンテージものを買おうとしたが、既に日本人バイヤーによって買い占められていた。これを残念に思ったラルフ・ローレンは、「それならば自分自身でヴィンテージスタイルを作ろう」と決意し、RRLラインをスタートさせた。 RRLのネーミングは、コロラド州に所有する「RRL牧場」(ラルフ・ローレンと、妻・リッキーの頭文字を取って名付けられた牧場)をそのまま使用した。

引用:Wikipedia

RRL

こちらは服好きの間でラルフローレンの中でもまた完全な別物として扱われることの多いヴィンテージラインです。

ダブルアール エルは、高潔さ、個性、着古したアイテムの持つ魅力に着目し、オーセンティックなアメリカン・スピリットを体現しており、セルビッジデニム、ヴィンテージウェア、アクセサリーと、ワークウェアやミリタリーウェアにルーツを持つクールでラギッドなスポーツウェアを提案します。

デニムを中心に展開するダブルアール エルは、リングスパンコットンや伝統的な染色技術、職人技を感じさせる手仕上げなど、歴史を感じさせるディテールや最高品質のワークマンシップにこだわり、他には見られない、耐久性の高いアイテムを生み出しています。

参照:zozotown

古着ではなく新品なのですが、生地や糸、加工感まで、非常に強いこだわりを持って作り上げられており、全国でも数件しかない取り扱いを認められた店舗では、内装などからもその世界観が漂ってきます。

三ツ星タグ

三ツ星タグ

デザイナーの狙ったイメージとストリートでの採用のされ方に相違があり、1998年に一度販売中止となりましたが、2001年にサイズ感などを改めて復活しました。

ちなみに販売中止以前の初期のモデルは、布タグの両脇に星が3つずつ並んでいるため「三ツ星タグ」と呼ばれ、古着業界で非常に高く取引されます。

RLX

rlx

こちらは1998年に登場した、POLO SPORTよりも更にテクニカルな機能を追及したスポーツウェアラインです。

ライン名の由来は「エクストリーム (Extreme)」の「X」であり、元々存在したPOLO SPORTを同ラインに統合する形で、現在ラルフのスポーツ部門を担っています。

ブランドコンセプトは以下。

『ラグジュアリーなモダン・ラウンジウエア、フィットネス・ギア、そして比類なきクオリティのテクニカル・アウターウエアのトータルルックを提供します』。

引用:fukudb

DENIM & SUPPLY RALPH LAUREN

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こちらは2011年に登場したばかりで、比較的安価にラルフらしいアメカジを提案してくれるラインとなっています。

おおよその価格帯

・デニムパンツ ¥9,000〜¥27,000
・Tシャツ ¥3,500〜¥6,000
・シャツ ¥8,000〜¥15,000
・ジャケット ¥15,000〜¥30,000

参照:https://jooy.jp/4288

denim-supply

ブランドコンセプトは以下。

若々しくボヘミアンな感覚を持つDenim & Supply Ralph Laurenは、オリジナリティにこだわったユニークでリラックスしたスタイルを表現しています。ダメージ加工を施したプレミアムデニムから、セクシーでロマンティック、また自由な精神に満ちたウェア、そしてユーズドテイストのラギッドなアメリカンユーティリティに至るまで、エクレクティック(折衷主義)でリラックスしたムードが魅力のDenim & Supplyは、次世代の実用性の高いウェアを提案します。

引用:http://zozo.jp/brand/denimsupply/

Ralph Lauren Purple Label

purplelabel

こちらは1994年に登場した最上級ラインです。

『ラルフ ローレン パープル レーベルは、伝統的なオーダーメードのテーラーリングを現代的に取り入れ、男性のモダンエレガンスを究極的に表現します。極上の素材や完璧な仕立て、上質なサヴィルロウ・テーラーリングとヨーロッパのクラフトマンシップを追求し、完璧なテーラードスーツから最高に洗練されたスポーツウエアに至るまで、この上なく印象的で上品な感覚を映し出しています』。

引用:fukudb

パープルレーベル

引用:GQ JAPAN

コレクションラインであり、桁が一つ違ってくるぐらいの高価なアイテムばかりなので、正直同じラルフローレンでも全く馴染みがないと思います。

とは言えデザイナーの哲学や拘りが最も強く反映されているラインであることは間違い無く、まさに上流のライフスタイルにマッチしてくれる幅広い提案がとても魅力的です。

またチェックしてみてください。

ラルフ セーター

こうしてたくさんのラインを紹介してきましたが、他にもGOLFやTENNISなど、スポーツの名前を関したブランドも幾つか存在しますし、それを含めてもまだ網羅しきれないほど複数のラインがあります。

もし興味を持たれたラインなどがあれば、是非また探してみてください。

詳しいコレクションはこちら

https://www.fashion-press.net/collections/brand/117

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